原子核、アーモンド形か

理研、計算で明らかに 70年来の定説覆す

これまでラグビーボール形だと考えられてきた原子核が、実際にはアーモンドのようにつぶれた形をしていることを理論的な計算で明らかにしたと、理化学研究所の大塚孝治・客員主管研究員らの研究チームが4日までに国際専門誌に発表した。70年来の定説を覆す成果で、新しい元素の発見に役立つとしている。

うまく説明できなかった現象もアーモンド形だとつじつまが合うとして、大塚さんは「教科書を書き換える成果だ」と強調

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89130960U5A600C2CE0000/

こういう可能性があることを知れると、物理も楽しいのかも。

驚いたのは、原子核にうまく説明できなかった現象もあり、つじつまがあうという部分・・・原子核って核兵器や原子力発電に使われているのに、つじつまが合わないまま、うまく説明できなかった現象もありながら、武器や発電という身近で危険なものに使われていることに驚いた。こういう時は、ChatGPT!


■ なぜこれまでの「つじつま」が合わなかったのか?

核分裂や中性子の放出など、一部の現象は理論計算と実験結果が完全には一致していませんでした。
「アーモンド型」と考えることで、従来説明できなかった現象のつじつまが合うようになる、というのがこの発見の核心です。

■ あなたが感じた「つじつまが合わないのに使われていた」という驚きについて
これはもっともな感想です。科学や技術は「ある程度わかっている範囲」で実用化されることがよくあります。たとえば、「重力の正体」は完全にはわかっていませんが、重力を使った技術(航空、宇宙開発など)はあります。「電気の本質」もいまだ議論が残りますが、電気製品は問題なく動きます。つまり、ある現象が完全に理解されていなくても、実験的に「使える」となれば実用化されてきたのが科学技術の歴史です。

■まとめ:日常への影響は?
今すぐの影響:ほぼない

将来的な応用:理論を基にした技術革新(元素、時計、核燃料設計など)に期待

科学としての価値:非常に高い。70年ぶりの定説の転換