「カワイイは無敵」日本回帰 演歌×ノリで共感呼ぶ
女子高生(JK)とは「無敵」だと思うことがある。人によるし、いろいろな苦労もあるのだろうが、多くはいつも堂々としているし、とにかく楽しげ。まさに多感で、様々なものをあっという間に吸収し、愉快な時間に変えてしまうからだろう。
完全性を演じる韓国アイドルに対して、弱さもカワイイとして受容するのが新ニッポンアイドルなのだろう。そこには制作サイドの日本回帰への独自戦略がはっきり見える。
ノリノリの倍倍FIGHT!の歌詞を見ても「何回転んでも立ち上がれ」とか「やめたい やめたい けどだけど」など、昭和のにおいもする。エンタメも国際競争の時代。カワイイもまた、自国回帰の時代である。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89480600Z10C25A6TB2000
そっか・・・おニャン子クラブ、モーニング娘。AKBなど日本的なアイドルが独自に入れ替わって溢れていて、そんななか韓国アイドルが世界を席巻していて、韓国エンタメと日本エンタメの戦略的な差の分析などが盛んだったのは、つい数年前だったかな・・・今は、また自国回帰の時代に入ったという。倍倍FIGHTの歌を聞いたが、おニャン子クラブやAKBなどを彷彿とさせる路線・・・かわいい若い女の子・・・やっぱりこんな感じなのかも。
最近、よく耳にするようになった、歴史学者ハラリ氏のAI時代デジタル時代になればなるほど分断された世界、コクーン化された世界になるという話、この日本のアイドルの話を日経が取り上げ、そして自国回帰と結ぶのも、コクーン化の一つの現象だろうかと。
歴史学者ハラリがAI時代「世界は複数のデジタル帝国」に分割されると危惧する事情
https://toyokeizai.net/articles/-/878115?display=b