税務署行き・・・えっ!

<コラム 筆洗>人間には悪魔的なところがあると脚本家ジェームス三木さんが

人間には悪魔的なところがあると脚本家ジェームス三木さんが言っている▼例えば、旅客機が行方不明と速報が流れ、後に無事と伝わると、人は「良かった」と安堵(あんど)すると同時に「なーんだ」とも思う。ハラハラしないと退屈と感じるのも人間。だからドラマでは対立や葛藤を描くそうだ。皆が仲良く平穏に過ごすドラマなど誰も見ない。対立を好む悪魔的な心は戦争にもつながるという

https://www.tokyo-np.co.jp/article/412921?rct=hissen

ジェームス三木さん、ご冥福をお祈りいたします。

脚本家としても、風貌も印象的な方で、お名前をよくお見掛けしていた。日本人的な風貌なのに、海外の方ではないかと思うような個性的なお名前だったし。日経に、ご本名が山下清泉さんと記載されていました。とても日本的な清らかなお名前だったんですね。しかし、どうしてジェームス三木さんという、ご本名を、どこをどうもじってもつながらない・・・と、東京新聞コラムにその答えが!ディックミネさんに命名を頼みに行ったら、「それどころじゃない、俺はこれから税務署に行く」という。その「税務署行き」→ジェームス三木になったとのこと。歌手・俳優としては芽が出なかったものの、脚本家として花開く。人生いろいろですね。しかし、税理士としては、税務署行きがお名前の原点だったことに壺りました。でも、偉大な脚本家だけに、こんなくすっとできる脚色がつけられてる?!