「唐揚げ1個」の給食が映した学校現場の現実 無償化推進の陰で「質の低下が一層進む」と専門家が危ぶむわけ

主菜が唐揚げ1個の学校給食が批判を浴び、改善策を協議すると発表した福岡市教育委員会。カロリーと栄養バランスの基準は満たしていたが、交流サイト(SNS)上では「見栄え」の悪さがネット民の不興を買ったようだ。食材の物価高が続く中、給食づくりの現場では予算の繰り合わせに悩む声も。望ましい給食のあり方は。批判が寄せられたのは、市内の小学校で4月に提供された給食。大皿の真ん中に唐揚げが1個、ごはん、みそ汁、パック牛乳という献立だった。SNSでは量の少なさを指摘する書き込みが目立ち、受刑者の食事と比較した上で「刑務所のほうが豪華」とやゆする投稿もあった。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/412366

このブログでも、何度も記載した内容、気になったのでメモ。

新聞広告やチラシなどにある配食サービス。栄養バランスや彩に工夫されたお弁当の写真が並ぶ。みんなわかっているんだよな・・・食事には、栄養バランスだけでなく、楽しみになるようなワクワク感や見た目もすごく大事。でも予算がないからと、成長期の子どものお昼ご飯のメニューのおかずが、唐揚げ1個そのようなメニューを出すことができた、その大人の感覚に驚いたのかも。予算がないから目的を達成できなくても仕方ないと思うのか、目的を達成するためにどうすることが必要なのか・・・そういう生き方って問われることが多いように思う。