自分にはできない

「自分にはできないなと思いました」という言葉について考える。実はもうずっと気になっていた言葉だった。だがそこまでずしりと重さをもっていたわけではなかった。1枚の落ち葉のように、ひらりと落ちてきて、でもそれが年を重ねるたびに、何枚も、何枚も落ちてきて、とうとう無視することができなくなったのだ。

社会の障害の中で、たくましさやしなやかさを生きるひと。絶望の底に落ちてしまいそうなひとたちの手をつかみ、...

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD02A860S5A500C2000000

哲学者・永井玲衣さんのコラム。 こういう人として・・・という哲学的なことを考えることは多いし、若い時ほどよく迷ったり悩んだりした。しかし、特に仕事のときに、特に遺産やお金が絡むお話の場合は、とても苦慮する。当事者の目線や立場によって思いや価値観が多種多様。ここに哲学は持ち込めない、持ち込んではいけない領域なのだろうかと感じる。だから、法律という哲学があるのだろうと。それは人類が生み出した知恵の結集でもあるのかな・・・宗教とともに。