「論理的」とは 文化圏で異なる型 各国の作文教育を調査し、書籍に

「日本人は非論理的」「論理的に話す訓練を」といった言説は、しばしば耳にする。だが、日本人は本当に非論理的なのか。そもそも「論理的」とは何か。実は、国や文化圏によって「論理的」と認識されるものは違う、という研究をまとめた書籍が話題を呼んでいる。

https://www.asahi.com/articles/DA3S16150508.html

この本、とても参考になりました。記事の説明どおり、論理的に説明するということは、万国共通だと思っていたのですが、実は、アメリカの論文の記載手法の影響が大きく、文化によってその型が違うことに驚きました。また記事にはなかったのですが、小中高で推奨されている読書感想文は、大正期の学校の先生が始めたことが日本中の学校に取り入られいて、教育的論証がされて導入されたものではないことにも驚きました。読書感想文って、なんのために書くのか、ずっと疑問だったのですが・・・であれば、選択制にしてもいいんじゃないかなとか。