戦略なき日本、水道が象徴
埼玉県八潮市で下水道管の破損をきっかけに起きた道路の陥没事故は、老朽インフラを放置する恐ろしさをまざまざと見せつけた。なすべき行いを直視せず、漫然と先送りを繰り返すあしき習性が「水道」に凝縮されている。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB0449D0U5A200C2000000
最近読んだ「日本経済 失敗の本質」三橋貴明さんの本に、たしか、こんな感じの記述があったことが思い出された。以下は、私の感想も入っていますが・・・
日本は、自然災害と隣り合わせで歩んできているから自然災害に対しては、備えていても起きない場合もありし、想定していた以上の災害もある。災害がおきると、あー生きていてよかった、被害が少なくて良かったと。そして、復興をめざしてまた立ち上がる。だから、その延長上に、戦争も、人災も、自然災害のよう捉えてしまうのではないか。大陸で続いている国は、そういうわけにはいかない。宗教感もあるだろうが、災害・戦争すべて、自分たちの被害がすくなくなるために戦略を立てて勝とうとする。
この記事を読んでいて、きっと、水道管の破損も、いずれは起こるだろうが、いずれかはわからない、おこらない場所もあるだろうしおこる場所もある、自分のエリアではおこらないかもしれない・・・・自然災害のようにとらえているのだろか・・・水道管の設置された時期を考えると国として対応しないといけないことはわかっていても。インフラ全般がそうなんだろうなと。