流れる仮名の美、紡ぐ令和の雅
■書家・根本知(さとし)さん
昨年放送のNHK大河ドラマ「光る君へ」で、俳優吉高由里子さん演じる紫式部の「仮名」の美しさに魅せられた人も多いだろう。題字と書道指導の双方を担当したのが、根本知さん(40)。「仮名は日本人独特の美意識を示すもの」。注目の書家はそう話す。
絵のような作品を書く。
https://www.asahi.com/articles/DA3S16147983.html
とても素敵なお話。文中、
書道と習字には違いがある。「書道は単に字の書き方を習うのではなく、文字に書かれた歴史、人が紡いできた営みまでも学び。道として生かすもの」書の世界にはさまざまな会派があり同じ作品でも評価が大きく異なる・・・逆に普遍的な美を考えるようになった
私とは、力量があまりにも違う方のお話で、同じ目線で語るのも憚られますが・・・でも、私が書道にはまっている理由は、書道を通じて、古代中国、日本の古代から現代まですっとつながっている、そのゆるかな先人たちが作り出した脈打つ流れを感じることのように思うんですよね。だから、字がうまいとか下手とかその見た目よりも、その幾重にも重なった広くてゆったりした流れを表現できるといいなとか、そういう自己満足の世界なのかもしれませんが・・・最近はそんな思いで書道をしています。