(時時刻刻)賃上げ、消費惜しまぬ若者 人手不足、他世代より恩恵大きく 外車を購入・海外旅行へ

朝日新聞

物価高で個人消費が伸び悩むなか、若者の購買意欲が強まっている。賃上げや求人増を背景に、外車や海外旅行といった高額支出も目立ち始めた。若年層は家計への負担が上の世代より少なく、消費しやすい環境にあるとも言えるが、それでも何が起きているのだろうか。

https://www.asahi.com/articles/DA3S16068358.html

ちょっと違和感。若い時にお給料が上がっていくのは普通だと思うし、物価があがっていれば賃金もあがっていくだろし・・・少子化で若者が少なくなれば需要と供給から考えれば、需要が多ければ高くなるだろうし、若い時は特に車を買ったり海外旅行にいくだろうし・・・この記事の内容としては、若者の伸び率がたかく、50代の伸び率が低いことが特別に起こっている現象?として伝えたいのだろうか・・・

最近はまっているChatGPTに、聞いたら、データがないとのことで、またトレンドとしての仮想データがでてきたので、自分で調べてみた。

https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0405.html

独立行政法人労働政策研究・研修機構

性別、年齢階級による賃金カーブ
[ 1976年、1995年、2023年 ] (一般労働者、所定内給与額)

いずれの年も、45歳くらいまで上昇し、50歳前後までなだらかに上昇し、定年に向けて下降している。2023年だと定年が伸びたこともあり、下降ピークが60代にずれている。また、1995年よりも2023年の給与が下がっていることに驚く。初任給もほとんど変わらない、でも、グラフの山が低くなっている。失われた30年、賃金もデフレだったことがわかる。

https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0404.html

そう考えると、朝日新聞の記事、若者の購買意欲だけに着目するのもちょっとずれている気もしないでもない。生産人口の需要と供給、そしてデフレからインフレに変わってきたことによるのかもしれない。

そういえば、最近 決算や相続などをしていて、利息というものを感じるようになってきましたね・・・

https://www.stat-search.boj.or.jp/ssi/mtshtml/ir02_m_1.html