関心は「政治家の議論」より「卵の値段」だけど…食品配布を利用する人たちが衆院選に期待すること
◆「自立できなくて悔しい。政治家は現状を知って」
今月から就職活動を始めたが、生活保護では基本的に1万5000円以上の就労収入があると、支給の一部が差し引かれる。「すぐにも働き、給与をためて引っ越しなどに充てたい。自立できなくて悔しい」。保護費は毎月、5000円も残らない。「政治家にはそうした現状をもっと、知ってもらいたい」同じく列に並んでいた男性(59)は、16歳で都内の自宅を出て以来、ネットカフェや寮付きの仕事を転々としてきた。建築業や製造業の日払いで1万2000円ほどを稼いでは、2日間をしのいでいる。住まいがないため自炊できず、食事は安いパンをかじる。「賃金は上がっても、物価が上がっているから」衆院選で政治とカネの問題が大きな争点となる中、注ぐ視線は厳しい。「政治家の議論より、卵の値段に興味がある。今日食えるかどうかに、必死だから」。そう投げやりに話しつつ、「一人ではなく、皆の生活が潤ってほしいね」とつぶやいた。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/362574
今朝の東京新聞1面。もっとも政治的な解決が必要する、現状の日本の状況。記事によると、簡易宿泊所やネットカフェ、寮付きの宿泊所で暮らしているとのこと。ふと、このような方々は、投票券をどこでもらうのだろうか。そうなると、そもそも選挙にすらいけないのではと。このあたりも知りたかったですね。
ChatGPTに、このような方々が政治参加できているのかどうかのデータを聞いてみたら、所得階層ごとの政治参加率(投票率)の傾向のグラフを作ってくれた。出典を聞くと、データがないために、生活困窮者の政治参加について一般的な傾向、貧困層の政治参加が低いことは日本や他国で報告されている一般的な傾向に基づいており、を示すために作成した仮想データを使用したもので、具体的な統計出典があるわけではありませんとのこと・・・でも、なんとなく予想できることで、AIでもそのような傾向になるんだなと。データベースに基づくものではないことでも、AIはグラフ化できることもちょっとどうかなとおもいつつ・・・ただ、AIが、傾向を分析して数値化するならこんな割合になるのだろうか。あくまで参考までに。