投票率から考える
ChatGPTに年代別の衆議院選挙の投票率推移のグラフを作ってもらった
昭和42年頃は、各年代も投票率は高かったんですね。昭和42年といえば、高度経済成長期真っ只中。日本のボーナス期でしょうか。そういう元気な時期は、政府も国民も同じ方向で日本の発展に向けて動けたから、各年代の投票率も高く、各年代のばらつきも少ないのでしょうか。それでも、20代の若者の投票率は低かったようですね。70代も低いのは当時の平均寿命が69歳前後だったからでしょうか。
それから、50年以上たった人口オーナス期に入った令和3年の投票率は、各年代下がっていますし、各年代の投票率もばらついています。政治と国民が同じ方向を見ていないというか期待していない世代が増えているというか・・・特に20代~40代の投票率が急激に下がっています。その年代って生産年齢であり、子育て世代でもあり、未来の日本を支える年代、その世代が、政治への関心や期待が、昭和42年代と比較してもかなり下がっているということですね。人口オーナス期という難しい経済背景もあり、人口構造的にも人口ボリュームが少なくなってきているので、このあたり、選挙でこれからの日本に向けて希望をもてるような政策に変わっていくといいなと思います。
ちなみに上昇した年が2回あるので、ChatGPTにその理由を聞いたところ、
平成2年の上昇は、消費税導入後とリクルート事件後の選挙だったこと、平成15年の上昇は、長年の自民党政権に対して変革を望む声が強まり、多くの有権者が民主党への期待を持ち、この年、民主党は選挙で圧勝し、自民党から政権を取った年だったようです。今回は、平成15年のときに似ているでしょうか。