増える「老老相続」資産滞留
相続人の半数が60歳以上 若年層は負債増、偏り強まる
年齢が高い人どうしで遺産が受け渡される「老老相続」が増えている。2022年時点で相続人の半数超が還暦以上だった。高齢世代に滞留する資産の成長への生かし方や、資産保有の偏りを踏まえた社会保障制度をどうつくるかは、政策課題として重要さを増している。遺産を相続する人のうち、60歳以上の割合は52.1%だった。現役世代である50歳代は27.0%、49歳以下は20.6%だった。内閣府が2024年度の経済...
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO84312950T21C24A0EP0000
日経では、老老相続が増えている話。各年代の貯蓄負債のグラフもあるんだけど、会員じゃないとみれないので、総務省データみたいだから、ChatGPTに作ってもらった。
赤が負債 青が貯蓄
こうやってみると、60代以上の貯蓄割合がすごい。現役世代は住宅ローンや教育費などの負債が多く貯蓄できていない。
でも、65歳以上の非課税世帯が多いと聞く。ChatGPTに作ってもらった・・・
29歳以下は学生だったり非正規雇用などで非課税世代が多いようだが、やはり70代以上から非課税世帯は増えている。
人口構成のグラフ
そこで、ChatGPTに人口構成と貯蓄負債、非課税世帯を合わせてグラフ化してもらった
そうすると、人口ボリュームの少ない49歳以下は、貯蓄が少なく負債が多い、しかも、29歳以下の非課税世帯の子どもなどを扶養している可能性も考えられる。一方で、60歳以上の世帯は、負債が少なく貯蓄も多い、一方で非課税世帯も多い。この辺りの世代間格差、世代内格差が大きいことがわかる。それに、資産と収入基準が別々なので資産はあるけど、非課税になっている場合もあると聞く。
老老相続だけでなく、このあたりのゆがみを分析しないと、49歳以下の世代が疲弊するのは目に見えているし、未来の日本が心配ですね。あるインフルエンサーが言ってたけど、まずは、世代内負担の構造に変えていくべきだと。高齢者層は、非課税世帯も多いが、貯蓄も多く、老老相続も多いのであれば、まずはその世代内で支えあうことも検討してもいいのかもしれない。それに、このグラフから見えてくるのは、現状の日本、未来の日本をこのタイミングで考えると、支えられるべきは49歳以下の世代のように見える。
それにしても、ChatGPTの分析処理は速すぎ。あってるのかなと思うけど・・・でも、貯蓄負債のグラフは、日経のグラフと同じ傾向を示しているから多分、あっているんだろうな。
ちなみにChatGPTに問題と解決方法を聞いてみたけど・・・なかなか難しいですね・・・今回の選挙の参考にする感じでしょうか。
若年層から高齢者までの貯蓄・負債と非課税世帯に関する問題点と解決策
問題点
若年層の非課税世帯割合が高い
低収入・非正規雇用、学生生活などで所得が低く、非課税世帯が多い。
中年層(40代)の負債がピーク
住宅ローンや教育費の負担が大きく、貯蓄を上回る負債が多い。
高齢者の貯蓄は多いが、非課税世帯が増加
年金収入が主で課税基準に達せず、所得が低いため非課税世帯になる。
貯蓄と負債の格差が広がる
若年層から中年層では負債が大きく、資産形成が進まない一方で、高齢者は貯蓄が多い。
解決策
若年層の雇用・教育支援強化
職業訓練や教育費支援を通じて、安定した収入と貯蓄を得られる環境を整備。
中年層の負債削減支援
住宅ローンの見直しや教育費の補助を強化し、負債の負担軽減を促進。
高齢者向け資産活用支援と税制改革
不動産の現金化支援や、年金以外の収入源確保、公的支援の拡充で非課税世帯の削減を目指す。
長期的な資産形成の支援
若年層から中年層への資産形成を促進するため、投資教育や貯蓄制度の充実を図る。