教員に関するニュースをみて考えてみた

教員の長時間労働、改善どうなる 文科省、概算要求へ 残業代がわり「調整額」13%、定数3000人増 長時間労働問題を背景とする公立学校教員のなり手減少を受け、文部科学省が来年度から着手する教員の処遇改善策が27日、まとまった。中央教育審議会が同日、残業代を出さない代わりに一律に上乗せ支給している教職調整額を「基本給の4%」から「10%以

https://www.asahi.com/articles/DA3S16020349.html

中教審は27日、公立学校の教員確保に向けた総合的な方策を盛山正仁文部科学相に答申した。残業代の代わりに給与に上乗せ支給する「教職調整額」を10%以上に引き上げるなどの処遇改善や、長時間労働解消を目的とした働き方改革が柱。なり手不足が深刻化する教育現場の環境整備を巡る議論は、節目を迎えた。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/350072

中央教育審議会は27日、教員の確保に向けた総合的な対策を盛山正仁文部科学相に答申した。日本経済新聞の集計によると、2024年度実施の公立小学校教員の採用試験では、全国の教育委員会のうち4割で志願倍率が1倍台に低迷。教員の人気低迷は深刻で、待遇改善と人員増、働き方改革を一体的に進めることが急務だ。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO83065710Y4A820C2EA1000/#:~:text=%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E6%95%99%E8%82%B2%E5%AF%A9%E8%AD%B0%E4%BC%9A%E3%81%AF,1%E5%80%8D%E5%8F%B0%E3%81%AB%E4%BD%8E%E8%BF%B7%E3%80%82

各紙を見ていて、残業代や手当を増額、残業時間の上限目標設定、メンター制度創設など、お金と枠組みに終始していて、先生方の直面している就業環境はこれで改善し、教職が魅力ある職業になるだろうかと。これまで子どもの関わった先生方とのお付き合いで感じることは、どの先生も一生懸命にやってくださっているが、授業以外にとにかくやることが多い。いつも遅くまでのこっていらっしゃる。そしてなかなか代替の先生もみつからない。こういう状況では、先生ご自身の子どもとの関わる時間が持てるのだろうかと、なんだか申し訳ない気持ちになる。それに、伝統来な授業の準備や受験対応、保護者対応のほか、学校行事の企画準備に、英語に、道徳に、プログラミングに、金融教育に、とにかく将来に必要とされる早期教育のラインアップなど、ほんと、やることてんこ盛り。子どもたちも大変そうだが、先生方もその事前準備が大変ではなかろうか。まずは、学校の肝となる学習指導要領から、現代から未来に向かって整理し、見直すことからではないかと・・・子どもたちとサポートしてくださる先生をみていて感じます。