石川啄木の詩がしみいる・・・

今朝の日経、石川啄木特集

石川啄木、19言語に訳された「働けど…」 等身大の言葉に海外も共鳴

はたらけど

はたらけど猶(なほ)わが生活(くらし)楽(らく)にならざり

ぢつと手(て)を見(み)る

明治時代、石川啄木が絶望の淵で詠んだ短歌が国境を越えて、これまで19の言語に翻訳されている。わずか26歳でこの世を去った作家の日記をたどり、閉塞感が漂う時代に、彼の短歌が多様な人の心に刺さる理由を探った

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD1312S0T10C25A5000000

学生のころは、北の方の出身の苦労を重ねた歌人、定期テストに出てくるから覚えただけの歴史上の人物でした・・・しかし、今の私だからだろうな・・紹介された短歌のひとつひとつが、心に染み入れ入りました。私自身、年齢とともに経験や知識が重層しているからこそ、彼が紡ぐ言葉の一つ一つが染み入ったんだと思います。でも、彼は肺結核で26歳で永眠されている、なのに、若さよりも経験の深さや重みを感じる言葉の数々。今更ながら、彼の短歌を読んでみたいなと思います。