推理小説って改めていいなと思う

今朝のラジオから

推理小説は、1階の没入のフロア、2階の設計環境のフロア、3階は制度を作るフロアなど、階層のレイヤーがあり、それぞれのフロアにいるときに違和感を感じ、その別のフロアに行ってみる、そしてまた戻る、そういう行ったり来たりを繰り返すことで、違和感センサーをはぐくめる。これはビジネスや生活において大事なスキル。しかし、この違和感センサーは、まずは専門分野で磨くことが大事で、そうすると別の分野でも応用できると。そういう違和感センサーを感じる訓練に推理小説はとてもいいというお話でした。

たしかにな~、わたしは、若いときは、専門書や実用書を読む機会が多かったのですが、Audibleを聞くようになってからは、推理小説もよく聞きます、読めば読むほど、本当に推理小説の複線と構造化のすばらしさに改めて驚き、よくこういう話の組み立てができるものだとびっくりします。推理小説だけでなく、進撃の巨人などのアニメもそうですが。特に話題になっている本やアニメは、その手法は、より洗練されているように感じます。もちろん、名作は名作の味わいもあって、こういう本を若い時に読んでおけばよかったなと。そんな風に考えられるようになったのは、いろいろやってきた経験がある今の私だからかなとか。若い時に読んだ推理小説といえば、確か、赤川次郎さんの三毛猫ホームズシリーズが多かったような・・・エンタメとして純粋に楽しんでいましたね(苦笑)