人口流出は女性のせいか 地域は足元を見直す契機に

若い女性が流出し、地方の人口減が加速――。最近よく言われる話題だ。長年にわたる少子化で日本全体が縮小するなか、都市部への若者の転出、とくに女性の動向に注目する動きが出ている。

実際に、進学や就職などの節目に移動する男女は少なくない。政府の資料から若者の動向を見てみると、15〜24歳について転入超過(2023年)なのは東京や神奈川、大阪など8都府県のみだ。一方、他の39の自治体は転出超過となってい...

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD174XH0X10C25A4000000

都市部への人口流出、特に都市部への女性の人口流出が多いという話は、以前もこのブログに書いたが・・・このコラムだと、男女とも若者は進学や就職の節目で都市部に移動、しかし、男性はまた地元にもどりやすいが、女性はそのまま都市部に残る。だから地方の男性が余る。そういうことから女性の流出が問題だと。なので、各自治体における女性のキャリア実現が大事だと結ぶ。

たぶん・・・そうじゃないような気がする。女性が都市部に出た後、地元に戻らない戻りたくない理由。故郷だからきっと戻りたい気持ちだってあると思う。でも、まずは、選択的別姓など選択できる環境、そのような自由があれば、変わっていくように思う。