反自由主義の愚に気づく好機か

「諸悪の根源は新自由主義にある」。さかんに聞かれるのがこうした主張だ。市場原理を絶対視する考えが格差を拡大させ、弱者が大量に生まれたと説く。そこに一理はあるが、問題は「新自由主義」から脱却しさえすれば課題が一挙に解決するかのような幻想をうみだしていることだ。

優勝劣敗を原則とする競争市場は必然的に敗者を生み出す。倒産する企業や仕事を失う人が出てくるのは避けられない。そのメカニズムを象徴的に示すの...

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO88308280V20C25A4DTC000

渋谷に近い三軒茶屋に事務所を構え16年、商業地に事務所があるとはいえ、コロナ禍も経て活動のエリアが割と固定化してきた感じでしたが、リモートやネット環境が整い、会話や新聞などで頭の中は結構今を捉えていたつもりでした。しかし、ここ1年、さまざまな環境の変化に伴い、私自身いろいろと移動することになったことで、多様な景色を見る機会が増えました。やはり感じるのは「百聞は一見に如かず」表面上の情報や理屈や予想どおりに物事は動いていない、そこにはそこにしかない営みや匂いがあることを感じます。この記事を読んでいて思うことは、マクロで大きなうねりはあるかもしれないでしょうが、ミクロでは各々の生活スタイルに応じて目の前にあらわれる小さな波をマイナーチェンジを繰り返しながら乗り切って日々の生活が進んでいくのかなと・・・