大阪万博開幕
東京新聞
大阪・関西万博が13日午前、人工島・夢洲(大阪市)で開幕する。大規模な万博の国内開催は2005年の愛知万博以来20年ぶり。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに10月13日まで開かれ、2820万人の来場を見込む。158の国・地域が一堂に会し、未来を想像させる最先端技術や独自文化を披露。持続可能な社会の在り方を探る。全国的な盛り上がりに欠けており、期間を通じて機運を高められるかどうかが課題だ。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/398065
連日、大阪万博の開催内容が報道されていて、意外と面白いのかも。でも、どうして、こんなに前評判が悪くて、赤字だと伝えられているんだろう。20年前に愛知万博ってあったんだと。確か、それで、セントレアだったかな、空港整備とかしたんだったかな。ChatGPT概要を聞いてみた。
項目 | 愛知万博(2005年) | 大阪・関西万博(2025年予定) |
---|---|---|
会場 | 愛・地球博記念公園(長久手市) | 夢洲(大阪市人工島) |
会期 | 約6か月(185日) | 約6か月(153日) |
来場者目標 | 1,500万人 → 実績2,204万人 | 2,820万人(見込み) |
事業費 | 約 1,850億円 | 当初1,250億円 → 2024年時点:約2,350億円に増加 |
国・自治体の負担 | 約1,050億円 | 国:800億円、府市:400億円ずつ(計1,600億円程度) |
最終収支 | 黒字:約+350億円 | 収支未定/現時点では赤字の懸念あり |
主な収益源 | 入場料、スポンサー、物販、寄付 | 入場料、スポンサー、物販など(企業協賛が鍵) |
主な支出増加要因 | 施設整備、輸送費 | 建設費高騰、資材費・人件費の上昇、インフラ整備 |
愛知万博は、結果としては、成功だったんだ。来場者も見込みより増えて、利益も出て。
大阪万博は、インフレもあり、事業コストが2倍上に膨れ上がっているのは結構厳しいかも。時代のせいなのか、事業の見積もりが甘かったのか。あと、来場者目標が愛知万博の2倍弱。規模比較も見てみた。
愛知万博 vs 大阪・関西万博:規模比較一覧表
比較項目 | 愛知万博(2005) | 大阪・関西万博(2025・予定) |
---|---|---|
会場面積 | 約 173ヘクタール(※名古屋市と長久手市にまたがる) | 約 155ヘクタール(※夢洲:大阪湾の人工島) |
開催期間 | 185日間(3/25〜9/25) | 153日間(4/13〜10/13) |
参加国・機関数 | 121か国・4国際機関 | 160か国・9国際機関(予定) |
来場者数(目標) | 1,500万人 → 実績2,204万人 | 2,820万人(目標) |
建設費(会場整備費) | 約 1,850億円 | 約2,350億円(2024年現在) |
会場の特徴 | 自然共生型・森を残した設計 | 未来都市型・埋立人工島でゼロから設計 |
メインテーマ | 自然の叡智(Nature’s Wisdom) | いのち輝く未来社会のデザイン(Designing Future Society for Our Lives) |
そっか、会場面積は変わらないものの、愛知万博は自然を使いあるものから設計したが、大阪万博は、ゼロからの設計だから、すべてにおいて高コストで運営されているんだ。
メインテーマがいのち輝く未来社会のデザインって、表現するのは難しいと感じる。世界では戦争や紛争でたくさんの命が奪われている状況だし、いのち輝くって価値観って、各国、いや各人で感じるものが違うだろうし、それに日本は高度経済成長期ではなく、少子高齢化成熟期・・・なかなか皆の考える価値観をまとまることなどできないテーマだから・・・もし、万博が特化された高度な科学技術や医療技術、産業技術の披露が目的なら・・・万人受けではないような・・・だからあまり評判が良くないのかな・・・・