うーん・・・なかなか難しい
<救急車そのうち世話になるからね>。詠み人沢野健草さんは福岡のホームレスという。サイレンを鳴らし疾走する姿を見て浮かんだのか。沢野さんら同じ公園で暮らす6人の作品を集め9年前に発行された本『ホームレス川柳』に収められている▼時間つぶしなどのため仲間で作り始めたそう。<野良猫が同情してそな眼(め)をしてる><寝袋に花びら一つ春の使者>。これらも沢野さんが詠んだ。自虐的な気分にもなるが、季節も感じるらしい▼すぐに救急車が出ていたらとの思いにかられる。岐阜県土岐市で先月、JRの高架下で暮らすホームレス男性の異変を告げる119番を受けながら、消防本部は救急車を出…
https://www.tokyo-np.co.jp/article/384332?rct=hissen
市は50代ホームレスの方に生活保護申請を何度も勧めたが固辞していた、救急要請をしたのは散歩中の方、救急車は出動せずお亡くなりになった。このコラムでは、固辞していたことと助けないでいい理由にはならないと結ぶ。
背景がわかならないから市の対応が悪いとかそういう結果についてではなく・・・むしろ、この方は、生活しなおす機会が何度もあったのに固辞していた理由ってなんだったんだろうとか、いろいろと考えさせられる記事だった。介護や高齢化が進行しているなか、自分自身で自分の人生を決めるってどういうことなんだろうと考えている。