日本人の祖先、3系統か 「縄文と弥生」仮説に疑問

現代の日本人約3200人分のゲノム(全遺伝情報)の分析から、日本人の祖先は三つの系統に分けられる可能性が高いことが分かったと、理化学研究所などのチームが17日付の米科学誌に発表した。従来唱えられてきた「日本人の祖先は縄文人と弥生人の2系統」という仮説に疑問を投げかける内容。チームは、多くの人の血液や遺伝情報を集めて保存している組織「バイオバンク・ジャパン」のデータを活用し特徴を分析した。その結果、日本人の祖先は主に、沖縄に多い「縄文系」、関西に多く、古代中国の黄河周辺にいた漢民族に近い「関西系」、東北に多く、詳しい由来が分からない「東北系」の三つに分けられると分かった。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/321923

これまで読んだり聞いたりした本に、アフリカで誕生した人類は、どうしてアフリカを離れたかという理由が解明されていないないらしく、食物を追いかけてだったりとさまざな説があるらしい。そのなかで、人類は太陽が出るのが東だったから東を目指したのではという説もあり、だから、最終的に日本にさまざな人種が日本にたどり着き、定住するもの、そこからシベリアからアラスカを通ってアメリカに渡ったものになったらしい。

人類が東に移動した理由はさておき、日本はユーラシア大陸の端っこなので、ここでさまざな人種が小グループで生活していたらしい、そのあと、縄文時代、そして弥生時代に突入し、朝鮮半島や中国からたくさんの人が、主に九州、西日本に渡来したらしいので、この東京新聞の記事はちょっと納得がいく。

まだまだ点の部分が多いが、少しずつ、疑問が線になっていくのはおもしろい。