医学用語なぜ難しい? 新概念を漢字にした蘭学者ら追う
昨日の日経
医学用語に用いる漢字は、日常生活ではあまり使わない、難しい字が多い。私は幼少期から漢字が好きで見慣れない字を見ると胸が高鳴る。高校時代にiPS細胞作製成功のニュースに接して医学部に進むと、そこは漢字にまつわる疑問の宝庫だった。なぜこんなに難しい字なのか。誰が使い始めたのか。正しい読みはあるのか。精神科医として働く現在も、そんな謎を追い続けている。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD0521I0V00C24A3000000/
なかなか興味深い記事でした。
医学用語に使われている漢字の謎。
長い歴史のなか、漢字はどこかの時点で誰かが作り、使われた。先人たちの試行錯誤を調べると、医学の概念をいかに漢字で表現するか、その奮闘が浮かび上がる
そうなんですよね。
今私が読んでいる本、まだ途中なので考えをまとめきれていないのですが、
日本ってもともと文字がなかった国だった、なので漢字が伝来し、漢字とそれまで使われていた日本語を合わせる作業を
まずは、当時の渡来した朝鮮人がスタートしたことから万葉仮名への流れとなるらしい。
この、日本には文字がなく、口口で伝え合っていた文化から文字で伝承していく文化へ・・・
まるで、今の英語の勉強と同じじゃないかと。そうなると、日本語に置き換えるからなかなか英語の世界観が理解できないか
どんなに英語を授業で勉強しても、日本以外で通じる英語にならないんだと、何となく合点。
医学の世界は、日本に使うために伝承させるための漢字づくり、このあたり面白い記事でした。
ちなみに、中学生高校生のころからずっと謎だったこと、日本の歴史では、縄文時代弥生時代ときていきなり卑弥呼や聖徳太子の時代にとぶのですが、なぜ、急にこんなに文明が変わるのかとそれは、この間をつなぐ資料がほとんどない。弥生時代までは、いろいろと発掘されているが、そこから古墳飛鳥時代に飛ぶ、それは日本に文字がなかったからという理屈に立てば理解できる。
以下、Wikiより。自分のメモとして。
また不思議なのは、縄文時代弥生時代が長すぎ。この間に中国では漢字ができ、文明ができた。
日本は、なぜこんなに長い間、同じような生活ができたのだろう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2