古書フェア
今朝の新聞で、偶然見つけた古書フェアの記事。
フェアは2年に1度。東京交通会館で開催とのこと
1623年に刊54冊2,500万円の源氏物語や平安時代後期歌人藤原俊成90歳のお祝い歌を子どもの定家らがまとめた巻物などが目玉。
2年に1度だし、ちょうど古筆いろいろを見たいし、久しぶりに丸の内あたりにも行きたいしで早速行ってきました!
2,500万円の源氏物語は、金を主体にとてもきれいに製本されており、仮名文字も本当に美しかったです。足守藩木下家というところで作成保管されていたらしい。
展示されている古筆のほとんどは、江戸時代に作成されたもののようでしたが、平安中期後期のかなや漢字の作品、豊臣秀吉や吉田松陰直筆の手紙、葛飾北斎などの本物や複製などの浮世絵もありました、ほとんど値札付きで売られ、まぁ、そのお値段は、1千万~数万円のものまでいろいろでした。
有名人の字は、あーあの方の字はこんな感じなのかという興味になりますがやはり作品として書かれたものは、とても素晴らしい古筆かなのように感じました。
日々、古筆かなの基本書と言われてきている高野切れ3種の臨書をしているので、すばらしいと感じた作品は、高野切れ3種の特徴をとらえているように思えました。やっぱり、基本はここなのかな・・・・・