JT高配当問題・・見方をかえれば出稼ぎ仕送り?
JT、綱渡りの高配当 グローバル税務・会計に落とし穴
少額投資非課税制度(NISA)で人気の日本たばこ産業(JT)が高配当の継続に腐心している。海外子会社から受け取った配当に税金リスクがあったため返還したところ、自社の配当計画にそごが生じた。22日の株主総会で対応を迫られる事態となった。日本企業はグローバル化が進み、連結決算も定着した。その中で税務と会計での思わぬ落とし穴が明らかになった。税務面での誤算は海外子会社からの配当だ。JTは2023年8月にオランダの子会社と合併した旧孫会社から受け取った8億ドル(約1200億円)の配当を12月に返還している。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC2474G0U4A120C2000000/
そっか、JTって、日本たばこ産業だし、昔の日本専売公社。
グローバル企業になったんだな~すごいな~なんて。
しかも、海外での稼ぎを含めて利益の75%を配当に回すなんて配当利回り5%で人気の銘柄。
で、株主構成をみると、政府公共団体(ほかのサイトだと財務大臣と記載)が33%ほかもほとんどが日本の株主みたい。
https://www.nikkei.com/nkd/company/stockholder/?scode=2914
まるで、海外で稼いだお金を日本の実家に仕送りするみたいな、出稼ぎのようにも見える・・・
記事の締めで、今回の税務と会計での落とし穴は、グローバルで多くの子会社を抱えるどの日本企業にも起こりえると
でも、グローバルに展開している会社は、海外で稼いだお金をこんなに配当に回すだろうか・・・
海外の出稼ぎで稼いだお金を日本の株主(政府)に配当しようと、無理しなければおこらないのでは?
JTだったからのような気もするが。
それにしても、日本政府が33%出資して高配当5%だったら人気出るのも当たり前ですね。