就職氷河期世代の求人

今朝の新聞折込に入っていた区報にあった特別区職員の募集のなかに、

就職氷河期世代 事務 受験資格 39歳〜54歳

という求人があり、驚きました。

23区内では、令和2年からそのような求人枠が設けられていたようですね。

このように明記されたものは初めて見ました。

私も、その世代になりますので、振り返ると、20代は本当に苦労しましたね。

しかも、大学卒業時に迷いに迷って資格取得の方を優先したため、いざ就職先を探そうとしたときは

たしか、20社以上書類審査で落とされ、面接までもいかなくてびっくりして絶望しました・・・

今振り返ると、就職氷河期真っ只中、会計士(途中で挫折)や税理士の勉強をしただけの

何のキャリアもない・・・なんとものんびりしていますが。

なんとか就職できた会計事務所、かなり個性的な所長さんで大変でしたが・・・

それでもここから税理士業務がスタートを切ることができました。

よく言われますが、本人の努力の有無にかかわらず、生まれたり就職する時の時代背景は大きいと。

確かにそうだと思います。

今の時代は、少子化で人手不足、景気も上向いてきているので就職率もいいですし。

しかし、産業革命と匹敵すると言われているAIが出てきて、

今後のキャリアを築くにはいろいろと大変な時代かもしれません。

なかなか未来を予想してキャリアを築くのは難しいですが・・・

私は、子どもや若い時代は、いろいろ経験しておくことが大事だろうなと思います。

ちなみに、苦労した20代、今振り返ると、華やかなキャリア形成ではなかったのですが、

世間知らずだった私にとって、結構な人生訓になっているように思います。

でも、もう二度と戻りたくないですが(苦笑)