自分にとって大事なものを定義づけする

今朝のラジオで心に残ったこと。

本質的だけど、なんで生きているんだろう?なんで働いているの?なんで結婚するのだろ?なんで家族って大事なんだろう?という定義づけができていない、つまり言語化しようとしないまま、「なんとなく」という言葉に流されて過ごしている人多いのでは?       その定義づけにあたって、自分の軸を決めておく、それはこだわって生きていく、それが自分の大事なものであり、結果として幸せにつながるのではないかというお話。

最近、自分のアイデンティについて、狭義にも広義にもよく考えています。

なので、このラジオが心に残ったのですが・・・

私が、言語化できるものの一つとして、

私が、税理士事務所を開業し、この仕事をやっていくときに決めたこと、その2つについて。

一つは、原則自分が試したこと経験したことに基づくもの、経験していないものは自分に

おきかえてからサービス提供をすること。

もう一つは、違和感を感じるものは小さくても無視しないこと。

なので、事務所を開業してまずやったことは、営業プランを作るとともに、すぐに会社を作り、社員も雇用しました。

(会社の代表者とお話するのであれば、自分自身も会社の代表にならないとわからないのではと感じたので)

ちなみに、事務所開業当初、ある社長さんから、税務的にちょっと無理してほしいという依頼がありましたが、自分の違和感を信じ、そういうことはできないと固辞したら、「税務署の回し者か!」と怒鳴られたことも今ではいい思い出です。でも、そのあと、その社長さんからは何件もご紹介いただきました。

そして、よくある保険は、手数料目的につながらないよう代理店はしないこととし、保険のニーズがある場合に限って、シミュレーションまでは対応することにしています。

あと、新規事業の開発にあたっては、プログラミングを学び、HTMLやルビーにもチャレンジしましたが、まぁさすがに無理であきらめました・・・

自分だけでなく、お客様や夫の事業も通じて事業を継続することの喜び大変さを肌に感じ蓄積していく一方で株や不動産賃貸業もやってみました。

自分の、その時々の力量でできる範囲(ちょっと無茶なチャレンジも含めて)にはなりますが、

そういう当たり前とか小さなことでも、やってみてこそと思えることや、さまざまな経験をすることを意識し、その経験をベースに税理士業務にフィードバックすることを大事にして15年間事務所経営をしています。

やはり、自分が経験してみないと見えない景色があること、それはその景色をみたときにその大事さに気づきます。