習得の難しさ分かる
今朝の日経より
春は保護者会や面談の季節だ。子どもの受験に意気込む保護者に「お父様やお母様も習い事をするとよいですよ」と助言する。毎週だと負担になるが年に数回、子どもと離れ、何かを教わることが重要なのだ。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70669350R00C23A5CK8000/
2年前、思春期の子どもとケンカが続いていて、精神統一冷静になる時間を強制的に作らねば
と思い、突発的に習字を始めたのですが、意外とハマってしまい、今では、結構専門的に
習っています。そして、日々練習しても、検定試験は落ちまくったり、他の人との才能の
差に落ち込んだり・・・
そういう会話を子どもとも共有できて、なぐさめてもらったり応援してもらったり。
さらにさらに、ご縁を頂き、1月からバイオリンまで始めました。まだドレミのような段階で、
あまりの不出来さに先生に申し訳なく恥や汗をかきかき取り組んでいます(汗)
バイオリンは、子どもがかなり先輩で、そんな私の姿に呆れたり、叱咤激励したり。
正直、仕事で頑張っている背中を見せれば、
きっと子どもも頑張ってくれるのでは・・・なんて思っていましたが
むしろ、親の習い事の様子を見せたほうが子どもと共感できることが多い気がします。
頑張っても報われないことも単純にわかりやすいですし、
楽しいからこそ、落ち込んでもまたシンプルに次頑張ろうと思えますし。
あー、そうか・・・
仕事って、楽しむ気持ちも大切ですが、それ以上に責任と信頼が大事ですし、
単純な気持ちでわかりやすいものではないから。子どもにはまだそこまで理解できないのかもしれませんね。
ちなみに習い事をするようになり、親子の会話がスムーズに進むようになりました。
私が習い事を通じて子どものような成長の軌跡を辿っていることで
子どもの気持ちに共感できるようになったのが大きいのかもしれませんね。
子どもの勉強も、好奇心とトライ&エラー、そういうものなのかもしれませんね。