23年度予算成立 過去最大114兆円

114兆円!

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA278LZ0X20C23A3000000/

高齢化で、低成長なのに、予算額はどんどん増えていってる。

確か、数年前、90兆円台だったのに。

失われた30年とかいって、お給料もあがらず、デフレだったのに、

なのに、どうしてこんなに予算額は右肩あがりで増えていくのか。

しかも、内訳に愕然・・・

社会保障費32% 借金返済22% 地方交付税14% 合計68%

予算の68%が、問題先送りにした結果のような、自転車操業のようなお金の

流れになるのではと?!と思いたくなるような感じ。

税収は70兆円を見込めるとかだけど、差額40兆円はまた借金。

ざっくり個人レベルに置き換えてみると、

月収50万円、借金30万円 合計80万円で

親の介護や仕送りに25万円 借金返済に17万円 地方への仕送りに11万円

合計53万円 

残り27万円 これで家賃20万円、食費10万円をまかなう感じ?

じゃあ、水道光熱費やさらに未来への投資として教育や基礎研究

お金がない・・・・未来へつながる予算がないってこと?!

また、防衛費の内容や憲法問題など、国民の合意がとても必要で大事なことですが、

予算の面からいくと、防衛費は6%なので、防衛費は16,200円

セキュリティ代と考えると、金額としては微妙な印象。

新聞では、防衛費が前年に比べてどうかという議論がメインになっている感じですが、

むしろ、国家予算の約70%が、少子高齢化や過疎化対策などを何十年も前からわかっていた

政策の不具合の尻拭い的なものに充てられる可能性が大きな問題ではないかなと思います。

また、コロナで補正予算もたくさん出した結果として、借金も増えた。

昨年から、コロナ雇用給付金払ったから、雇用保険料率はどんどん上昇しているし、

しかも、インフレに転じたし。

国家だからマイルストーンなんて難しいかもだけど、

景気の予想は難しいかもしれないが、人口動向や増減はある程度予想がついていたのだから

収支のシミュレーションにそってもう少し客観的な政治体制や縦割り行政脱却になってほしいと

そうすると次の世代にバトンを渡しやすくなるのにと。