うん?マイナンバーカード

業界誌より、
マイナンバー関連法案が相次ぎ成立とのこと

マイナンバーカード取得率が約1割のなか、

マイナンバーカードの普及拡大に向けて
様々な行政手続きを電子化するデジタルファースト法や
改正戸籍法など関連法の改正が5月24日に成立したとのこと

これで、
確定申告の電子申告や住民票などの取得だけでなく、
戸籍も紐づけされ、
健康保険もセットにされ
おくすり手帳もセットされるんだっけかな?
クレジットカード機能もついて、国からのポイント還元もされるんだっけ?

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45590670S9A600C1PE8000/

マイナンバーカード普及のためにどんどん利用範囲を拡大しようとしているけど
個人情報を扱う事業者の管理責任は、かわっていないような。
マイナンバー導入年は、社員のマイナンバーや外注先のマイナンバー
などの管理のためにどれだけ、システムも設備も
漏洩リスクのないように、ピリピリしていたことか・・・
このあたりの個人情報を扱う事業者側の法律も改正しないと
事業者側は及び腰になる気がするな~

一方で、マイナンバーカードという1個のカードで
住民票も、確定申告も、健康保険も、お薬手帳も、戸籍も。
しかも、クレジットカードの機能も。

便利だろうとは思うけど・・・
でも、便利だからといって
住所や、収入や、戸籍や、収入状況や
すべて分かる可能性があったらちょっと怖いかも。
国のセキュリティレベルって
どうなんだろう。

どうやっても、利用する側にも、管理する側にも
国が思うほど
両手をあげて賛成かといえば、ちょっと不安
ついこの前、年金事務所の個人情報漏えいもあったし
議事録も作っていない内閣だし、本当に信じていいの大丈夫?
って感じがします。

最初は、税と社保の情報を一元管理して行政手続きを簡便化
することが目的(簡便化というより国で把握したかったからかなとか)
だと思うんだけど・・・その担保として情報管理を厳格化していた・・・
結果としてうまくいってないから、
なんでもかんでもてんこ盛りまでにして拡大普及を目的とすると
今度はその担保の信頼性が揺らぐ気がします・・・
マイナンバーの最初の設計がまずかったように感じますね。
最初の設計時に、一つの番号で、お薬手帳や保険証やクレジットカードなど
すべて完結することで、日々の生活における利便性があることから導入し、
少しずつセキュリティへの信頼性が担保され
結果として、国民の同意を経たうえで、
税や戸籍や年金情報などのサービスも付加すれば
よかったんじゃないかなと今更ながら感じますね・・・