アサヒビール/レモンスライス装入システム DFCE-L01~製造商品「未来のレモンサワー」~
世界初のレモンスライス入り低アルコール缶「未来のレモンサワー」にスライスしたレモンを装入するシステム。乾燥レモンスライスの形状のバラつきをカメラで認識し、ロボットハンドが正確に吸着して、高速搬送中の缶に一枚ずつ装入する。システムはゼロからの開発となり、レモンスライスの形状把握カメラや吸着のための特殊パッド、高速処理などを含む多くの技術課題を克服した。さらに、複数のパラレルリンクロボットとAIによる検査を駆使することで、1分間に600本を製造可能とし、量産化に必要な製造スピードも確保した。飲料缶は販売2週間で初回出荷量の35万ケースが完売し、システムは飲料業界の技術力向上と発展、市場創造に大きく寄与した。
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00735784
ラジオで知ったのですが、こういうモノづくりがされている状況にちょっと感動。特にレモン入り酎ハイの話題は、このブログでもしたのですが、どうやって形状の違うレモンをスライスして、定型化された缶に収めるか、疑問だったのですが、ロボットとAIの技術を駆使してシステム化してたんですね。ある意味日本らしいというか、マニアックな開発のような印象ですが、このモノづくり力に感動。うまく、グローバルにマーケティング化できるといいなと願っています。これこそ、価値創造のようなお話かと。