沁みる

「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日

の俵万智さんの新刊 アボガドの種を読んでみました。なんとも、心に沁みましたね。短歌って、こんなに心を揺さぶるんですね。

サラダ記念日のときは、恋愛の短歌集かなと・・・多分、私がそんなに恋愛がわかるような年齢でなかったからかな・・・

しかし、アボガドの種は、ご本人のライフステージ、仕事、子育て、ご本人の病気、親の介護、その時々に読まれる短歌は、あーわかる、そうだよね、そうなんだ、やっぱり、くすくす、うるうる・・・現在の私、仕事への価値観の変化、私自身の健康への取り組み、子育ては見守るステージになり、まだ介護が必要な段階ではないですが、それでも今後の介護についていろいろと考え始めなきゃいけないステージになり、本当に人生に寄り添ってもらってる感じ、その喜怒哀楽が、短歌にギュッとエッセンスが詰まっていて、想像も掻き立てられて、その世界観に没入しました。