路線価、29都道府県で上昇
伸び率2.3%、2010年以降で最高 訪日客・再開発押し上げ
新型コロナウイルス禍からの不動産市況の回復が加速している。国税庁が1日発表した2024年1月1日時点の路線価は、29都道府県で平均値が上昇して、前年の25から拡大した。訪日外国人(インバウンド)の増加や各地で進む再開発、半導体工場の誘致が地価を押し上げた。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO81792950R00C24A7EP0000
路線価って、どうやって決まるんだったけ?と、調べると、地価公示価格や売買の実例価額、そして不動産鑑定士などの専門家による鑑定評価価額、精通者の意見価格などをもとに、複数の専門家の意見も交えながら、税務署が公平性を保ちつつ決めるという流れらしい。
でも、上昇したのは、不動産市況の回復という、前向きな切り口でいいのかしら。これって、これまでのニュースなどだと、円安で割安な日本の不動産を、外資が買っているから、どんどん高くなっていて、日本人はだんだん買えなくなっている。特に東京の新築マンションは億を超えた・・・不動産サイトを見ても、英語、中国語に対応します!なんてサイトもよく見る。もし、こういう背景で路線価が上がっていたら、不動産市況の回復と言えるのだろうか。うーん、今、日本の経済はどうなんだ?!とよくわからなくなっている。