夫婦別姓導入、経団連が提言 旧姓使用で弊害「企業にリスク」
経団連は10日、選択的夫婦別姓制度の早期導入を政府に求める提言を公表した。ビジネスの現場では旧姓の使用が進むが、弊害も多く出ているとして、夫婦別姓を認めるべきだとした。主な政党で制度導入に反対しているのは自民党だけで、主要経済団体からの提言を受け、導入への動きが強まる可能性がある。▼9面=女性役員…
https://www.asahi.com/articles/DA3S15955582.html
長年議論されていたことだが、まぁ人手不足のなか、女性活用を進めるためにはリスクとなるから改善の提言・・・という経済合理性がきっかけとはいえ、前に進むのであれば、とてもいいことだと思う。この記事で気になったのは、夫婦同姓を強制しているのは日本だけ・・・という部分。
韓国や中国も別姓なんだと・・改めて知る。
中国は、男女平等を目的に1950年に婚姻法という法律を制定して別姓を認めたらしい、韓国は逆に家父長制に基づく合理的価値観に基づくようなので、まぁ日本で考えられているような別姓の目的とはちょっと違う印象。
まぁ、ジェンダー視点では世界共通で、グラデーションはあっても、ガラスの天井はあるわけで、でも、そこに日本では姓問題までも縛っているから、いつまでも進化していけないと思う。
ちょうど、以下の記事。
(学びの交差点)男だらけ、東大の未来に危機感 東大副学長・グローバル教育センター長、矢口祐人さんhttps://www.asahi.com/articles/DA3S15955430.html
日本は男性優位社会です。女性がゲタを履くと、既にゲタを履いている男性が「不公平」だという。そうした構造があると自覚してほしいと思います。
そうなんですよね。もしかしたら・・・国会、特に別姓に反対している自民党は、みなさん、高いゲタを履いて見下ろしているから、低いゲタの必要性を感じられないんではないだろうか。でも、その高いゲタは国民の税金と信頼で作られてるんだけどな・・・