私、バグってる?!その2

(インタビュー)淡々と、貫いて テレビ司会者・関口宏さん

いつも、淡々としていた。政権に目の敵にされた時も、その応援団から激しくバッシングされた時も。淡々〈なのに〉続いたのか、淡々〈だから〉続いたのか。それともほんとは虎視眈々(こしたんたん)だったとか?――36年半続けた「サンデーモーニング」(TBS系)の司会を3月に降板した、関口宏さんをたずねた。

https://www.asahi.com/articles/DA3S15940684.html

賛否両論のあった番組でしたが、36年半司会を続けた関口宏さんへのインタビュー記事。1943年生まれとのことなので81歳。

インタビュー記事の冒頭に、降板後も、番組の視聴率が好調なことに対して、「前任者としてうれしいものですか?それとも「チッ」みたいな感じがありますか?」という質問が載っていて、これまた驚きました。

81歳、36年半も続けてこられた方に対して、このような質問をすることへの違和感、そしてこれを新聞に載せてしまうことの違和感。それにそれに、前向きに進んでいることに対して、ちっなんて・・・物語の中だったらこういう表現もあるだろうが、新聞というメディアで堂々と文章化することへの違和感。せめて、「うれしいものですか?それとも複雑な気持ちですか」くらいじゃないだろうか。「チッ」このような表現が標準化された世の中であれば、悲しい気持ちになる。これも私のバグり、ソフト老害なのだろうか・・・