各国への不動産投資

日経朝刊、
日本の競争力が急落し、58ヶ国(地域も含む)中、
中国・韓国・台湾などにも抜かれ、
27位となり、前年の17位から急落したとのことです。

理由は、金融経済危機の打撃、少子高齢化や財政の厳しさが
評価を一段と悪化させたとのこと。

昨日、
ニュージーランドや中国、インドなどアジアの不動産投資に関する
シンポジウムに参加してきたのですが・・・

ここでも、あらためて日本の地位の低下を感じました。

ニュージーランドという国についてあまり知らないのですが、
格付けや財政赤字など国の評価は日本よりも上。
新興国のような勢いのある成長は見込めなくても
安定した不動産投資先として考えるのもよさそうでした。

中国、インド、インドネシア、ベトナム、マレーシア、
そして日経で競争力1位となったシンガポール。

各国、妙味もあり、でもリスクもあり、
国家事情にあった不動産投資を考える必要があるようです。

ただ、いずれの国も日本よりは勢いがありそうです。

特に中国の成長は、
目を見張るものがありますが、
中国への不動産投資について
シンガポール、台湾、韓国などと比較すると
日本はかなり少ないようです。
こういう側面でも、日本の出足は遅れているようです。

私の感覚で恐縮なのですが、
不動産投資についてはキャッシュフロー分析はとても大切だし、
まして投資先となる外国のことになると余計に予想がつかないので
リスクが高そうな気がしていました。

それでも、
日本の今の政策の不透明性や財政状態を考えると
世界には有望な不動産投資先がたくさんあることを
改めて感じました。

でも・・・
日本の将来、
子供達のことを考えると
いろいろな意味で魅力的な国になって欲しいですね。