教育の大切さ

毎日新聞の記事から

森氏「本当の話叱られる」 女性蔑視発言、批判に不満
森喜朗元首相は7日、東京都内で開かれた自民党議員のパーティーで、
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長を辞任する原因となった
女性蔑視発言への批判を巡り不満を表明した。
「女の人はよくしゃべると言っただけだ。本当の話をするので叱られる」と述べた。
https://mainichi.jp/articles/20220608/ddm/041/010/033000c

多分・・・森さん、本当に批判を受けた理由がわからないんだろうなぁと感じました。

サザエさんのような家庭が一般的であった昭和の時代、
中学の授業では、家庭科は女子、技術は男子、性別で学んでいた時代、
そして、高度成長期からバブル期、日本が一番元気に急成長していた時代
でも、女性の社会的立ち位置は、牛歩の歩みくらいしか進んでいなかったから
性別に対する人権教育も十分に対応されていなかったと感じます。
だから、平成、令和になったからって言っても、
頭ではわかっているつもりでも、
幼少の頃から積み上げられた女性への価値観を見直しスイッチする
ことは難しいのかもしれないですね。
それは、森さんだけに限らないように感じることもしばしばです。
(だからといって、森さんは、日本を代表する政治家なので、言動の責任は大きいと思うので)

私のような仕事そのものでは、あまり男女差を感じることは少ないのですが
旧態依然とした組織や、家庭や子育ての時に感じます。
まぁ、すぐには変わらないだろうから、まずは、子どもたちには
差別と区別の構造や個人・組織としての価値観、そしてどうあったらいいかなど
折をみては、話し合うように努めています。