税収、過去最高ペース

今朝の日経新聞
「税収、過去最高ペース
3月末、コロナ下でも法人・消費税堅調 歳出も膨張」

国の2021年度の税収が過去最高ペースで推移している。
3月末時点の一般会計税収は50兆3611億円となり、20年度の同時点を11.9%上回った。
新型コロナウイルス禍の打撃が大きかった20年度に比べて企業業績や所得環境が改善し、
所得税、法人税、消費税がそろって増える傾向にある。税収は2年連続の過去最高更新が視野に入る。
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過去最高ベースでの税収!なんてすごい。

でも、うん?新型コロナウイルス禍の打撃から改善・・・?が理由ではないような・・・
昨年6月のブログ
http://astyamataxaccounting.blog62.fc2.com/blog-date-202106.html
引用した日経記事
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73235000U1A620C2EP0000/

1年目のコロナ禍の学びが、更にコロナ禍でニーズ深掘り、サービスが発展深化した結果じゃないかなと。
宅配やネット通販などを代表として、だから、消費税も伸びているのではないかと思います。
確かに、新聞を見ても、航空業界や観光業、エンタメ業界などは、まだまだコロナ禍の影響から回復できていない
印象ですが、コロナ打撃を受けた業界や個人には、補助金や助成金支援金など、税金からの助成がされている
ケースが多いのではないかと思います。
つまり、本業では利益が出ていない状態でも、支援金などによって、
結果として納税になっているのではないかという予想もできます。
なので、今回の税収増加の直接的な要因は、
コロナ禍での産業構造の転換と税金からの支援金などではないかと
予想していますが、これから、いろいろ見ていこうと思います!

ただ、毎年度の歳出がどんどん増え、コロナ禍の2年間の特別支出額も
いったいどれくらいに膨れ上がったのか・・・
そちらがとても気になります。

あちこちで話題になっているイーロン・マスクのTwitter
「出生率が死亡率を上回るような変化がない限り、
日本はいずれ存在しなくなるだろう。これは、世界にとって大きな損失になる」

少子高齢化の日本、
このまま生産年齢の人口が減り続ければ、税収は減収となるのは目に見えているのに
歳出は毎年度増えている現状・・・

事業をやっていれば、当たり前のことですが、売上計画が見えない、あやふやな状況で、
経費をどんどん増加させていけばいずれ破綻することは目にみえています。

先日、子どもとの会話で、
日本には、いろいろと問題が山積しているけど
何が一番問題だと思う?
と聞かれました。
ゆっくり考え・・・「子どもへの教育かな」と回答しました。

話があちこち飛びますが、
「東日本大震災・原子力災害 伝承館」に展示してあった
原発ができた頃の地元小学6年生の作文
「原発ができてから、貧乏な生活から豊かな生活に変わった、
原発、ありがとう」
そのような内容でした。

すべての子どもたちに、
今の大人の思惑や政治色が関わらない、
多様性のある視点での事実や真実を学ぶ
未来へつながる教育って本当に大事だなと
思います。
そのような教育を通じて、目の前にある問題を解決できる
体制、国家作りにつながって欲しいなと心から願っています。
まずは、子どもの声が届きやすい、そして子どもが子どもの意志で
いろいろな選択や学びができる教育や教育をサポートできる
仕組みに変わって欲しいなと思います。