びっくりした~
国策として、鳴り物いりで導入されたマイナンバー。
未だに、その価値が見いだせないような状態ですが・・・
今朝の朝日新聞にそのマイナンバーに関する記事が
書いてあり、かなりビッくらポンでした。
マイナンバーは、住基ネットをベースにシステム化されている
とは聞いていましたが・・・・
その住基ネットは、総務省の所管の機構が管理運営しているようで、
各行政機関が、そのマイナンバーについて、個人情報を照会するたびに
この機構に、手数料を10円支払う必要があった・・・
マイナンバー導入時の資料ですが、この真中に位置するシステムだと思います・・・
今のところ、年金機構が、照会件数の約9割を占めているとのことで
2017年度の支払手数料は、22億円!
何に、びっくりかって、
国民皆マイナンバーという国策の肝になるシステムを利用するたびに
手数料10円発生、つまりコストがかかるってこと。
これってみんなから徴収した社会保険料や税金から
機構に支払われるものですよね。
こんな大事な説明、導入時になかった・・・はず。
少なくとも私は聞いてないな~
マイナンバー利用の普及が進まないから、
お薬手帳と連携とか、スマホにするとかいろいろ利用方法を
政府が打ち出していますが、
利用範囲が広まれば広まるほど、この手数料が機構に支払われることになる。
まず、仕組みありきで、これも国民のことを無視している感じがして悲しい・・・
それにしても、照会している行政が、ほとんど年金機構。
これまでの、仕組みできちんと管理できてなかったんですね。
逆に、税務署は、マイナンバーシステムを使ってはいないってことかしら?
今のシステムで十分対応できてるってことでしょうか。