「ジブリ風」画像とAIの限界
米オープンAIは3月下旬、対話型AI(人工知能)「Chat(チャット)GPT」で画像生成機能の提供を開始した。この機能を使い、著名アーティストの作品を模倣する人が急増している。
現在話題になっているのは、スタジオジブリの宮崎駿監督だ。オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は、X(旧ツイッター)のプロフィル画像を「ジブリ風」に変えている。SNS上では、宮崎氏の画風を意識した画像があ...
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO87820620U5A400C2TCT000
10日くらい前だろうか、ChatGPTの画像機能が話題になって、このジブリ風の画像をよくみかける。自分の写真などをジブリ風やワンピース風に変換できるなんてすごいなと思った。最近生成AIの話題がすごいけど、でも、このコラムにはちょっと納得。
この記事の最後に「スキルではなく知識と理解を教えることが最も重要な教育、それこそが将来の変化にも対応できる」「理解を引き出すにはアニメ化された舗道の細部であれ、利口な機械が書いた提案書であれ、物事を注意深く見つめるよう促すことが必要になる」と結ぶ。私も、そう思う。ジブリは、あのストーリーと世界感があるからだし、自分の経験や知識も投影されるから心が震えるんだよな。書道や楽器も経験や知識があるからその奏でられる音や世界感に心が反応するんだよなとか、私の仕事も同様だと感じるこの頃である。