鼻腔くすぐる絵画 土佐光吉「源氏物語絵色紙帖 梅枝」

この記事、結構気になった。

「源氏物語」では美しい女性の形容は容姿ではなく、長い黒髪によってなされる。髪は衣服と共に香をたきしめられた。当時香り付けに使われていたのは「練香(ねりこう)」である。日本では香は肌に直接つけるのではなく、髪や衣服に仄(ほの)かにつける。

練香の原料である沈香(じんこう)、白檀(びゃくだん)、龍脳(りゅうのう)、麝香(じゃこう)などは舶来品であり、大変高価であった。平安貴族はこれらを粉末にして配合...

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD06BA10W4A800C2000000

少し前にお香を頂き、それ以来お香にハマっていて、いろいろ試香しています。仏壇屋さんに行ったときのお話、香木は輸入もので、今も大変高価でなかなか手に入らないとのこと。伽羅、沈香(じんこう)、白檀(びゃくだん)は大人気で、香木の種類や濃度によっては、かなり高価らしい。書道のときは、沈香が人気とも。いずれにしても、いろいろなものがつながっていることに感動します。