(天声人語)中国人の名前の読み方

世界中で、日本の人だけが理解できないジョークだね――。もう20年以上も昔の話だが、知り合いの米国人記者に言われたことがある。中国の国家主席になる間際の胡錦濤氏についての言葉遊びに、多くの日本人が首を傾(かし)げたからだった

https://www.asahi.com/articles/DA3S15974904.html?iref=pc_rensai_long_61_article

そうなんだよな~

古代日本は、文字をもたなかったので、漢字を文字と取り入れ、まずは中国語として学び、そのあと、古来からある日本語にあてはめていった、しかし、漢字の音に、あてはめるだけの日本語の母音が少なく、マネできる音は取り入れ、訓読み、カタカナ、ひらがななど、独自の日本語の文字文化に発展していった経緯を考えると、現代の日本語の漢字は、中国語の漢字とは違うという視点は大事だろうと思う。胡錦涛さんは、こきんとうさんでなく、フーチンタオさん。

このブログでも、何度も書いていますが、高校など学ぶ漢文も、中国語の文章は、レ点などをつけて無理に日本語読みをするのではなく、中国語の書として、学んだ方がわかりやすいのに・・・と書道を学び、感じています。