税収72.1兆円4年連続最高・・・だけど・・・非製造業が4年ぶりに悪化 

今朝の日経

2023年度の国の一般会計税収が72.1兆円と4年連続で過去最高を更新したことがわかった。22年度は71兆1373億円で、2年連続で70兆円を突破する。好調な企業業績を背景に法人税や所得税が堅調だった。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO81793790S4A700C2MM8000

今朝の朝日新聞

日本銀行が1日に公表した6月の全国企業短期経済観測調査(短観)で、大企業・非製造業の業況判断指数(DI)が、2020年6月以来、4年ぶりに悪化した。歴史的な円安水準による原材料高や、人件費の上昇が重しとなった。大企業・製造業は、2期ぶりに改善した。

https://www.asahi.com/articles/ASS71056QS71ULFA02TM.html

対照的な記事。

でも、大企業・製造業は景気が良いが、大企業・非製造業は悪化している。

つまり、税収が上がったのは、大企業の製造業の輸出企業が、円安を受けて業績好調で、逆に円安の負の影響を受けやすい大企業・非製造業はなかなか苦しい状況ってことかしら?このあたりの因果関係をもう少し知りたいですね。大企業でも明暗がくっきりしていて、すべての大企業の業績がいいわけではないってこと。そうすると関連する下請け企業も同様ですね。