男女平等、日本は118位
世界経済フォーラム(WEF)は12日、男女平等の実現度合いを示す「ジェンダー・ギャップ指数」を発表した。日本は調査対象の146カ国中118位だった。過去最低だった前年の125位より改善したが、政治と経済はなお低迷する。浮上には非正規などの待遇を改善し、賃金格差を是正することが重要だ。WEFは「経済」「教育」「健康」「政治」の4分野を毎年、分析している。日本は政治の順位が138位から113位に上昇した。女性閣僚の比率が4分の1と前回調査時点の8%より増えたことが評価された。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD114VP0R10C24A6000000
「経済」「教育」「健康」「政治」の4分野の内訳は、
調査対象国は146か国で、
「経済」120位「教育」72位 「健康」58位 「政治」113位
健康は、長生き指数、女性が長生きできる社会ってことで上位40%に入っていて、教育は都市部と地方の差はあるとしても、真ん中あたりの水準、経済は賃金格差かな、下位20%ゾーン、政治は政治家の数かしら、こちらも下位20%ゾーン。
https://digital.kyodonews.jp/gender-equality/women-health.html
時代のグラデーションがあるとしても、日本の女性は、子どものころは教育は平等に受けられ、老いてからは健康で長生きできる医療制度など平等に受けられるが、青年期・壮年期の活動は明確にジェンダーギャップを受ける。つまり、子どものころはジェンダーギャップを受けずに伸び伸びやりたいことができるのに社会に出てからが問題。青年期・壮年期って、いろいろな方向でやりたいことをやれるしチャレンジできる時期、とても大事な時期だと思うので、性差による制限はなくなってほしいと願う、経済人と政治家の意識が変わっていくことでずいぶん世の中が変わるように思う。もちろん、出産・子育て時期にも重なるので、並行して社会的な議論も必要。ジェンダーギャップを埋めるために、子どもを生む生まないの選択や子どもが悲しい思いを背負うことになってはいけないと思うので。