秘すれば花
家事などをするときに、ラジオを聞きながらやる延長で
書道のときなどは、Audibleで耳読書をするようになりました。
最近、聴いている本
渡辺淳一さんの「秘すれば花」
能の大家・世阿弥が著した芸論書「風姿花伝」の解釈本で、
完読はしていないのですが、なるほどな~と思うところが多いです。
特に最近、ダンスの素晴らしさからはまってしまったKing&Prince。
アイドルとしての美しさだけでなく、ダンスも歌も上手で、芸能の才能に恵まれ
これからというタイミングで今回のような選択になり残念で仕方ありませんが、
この本の随所にある世阿弥の言葉を思い出します。
才能だけでは、芸は成功しないこと、
その芸への取り組み方や修行の仕方なども大切であることなど。
(もしかしたら、未来になって振り返ると
King&Princeの方にとってはステップアップのための通過点なのかもしれませんが。)
仕事を通じてご縁をいただく経営者や事業家の方々も才能豊かな方が多い印象ですが、
それがビジネスとして成り立っていくのかどうかも
世阿弥の言葉の意味するところと似てるなと感じます。
あと、Audibleでは、
遠藤周作さんや阿川弘之さんなどの講演録も聞くことができたのですが
本当に面白いですね。
昭和の著名な大作家のお話のユーモアと含蓄のある言葉遊びのようで
しかも深みがあるお話がとても楽しくて
令和には出せない風合いのように感じました。
もっともっと聞きたいですね。
でも、このようにどこでもいつでも著名な方々の講演も聞けるようになったことは
資本主義が常に成長することを命題にしているからこそであり、
(点でみれば、今のままで十分な気もするのですが)
このように技術サービスの発展で学びのチャンスが増えることで、
人間社会の安寧につながるといいのですが・・・
今日のブログは、いろいろな内容に飛んでしまいました・・・(ちょっと反省)