路線価発表
今年の路線価が発表されました。
2年連続で下落、特に東京の下落率は11.3%と最大のようです。
ということは、
平米100万円のものが約90万円、
例えば、
30坪の土地だと、
昨年であれば99百万円、今年の路線価だと89百万円
約1千万円違ってくるんですね。
大きいですね。
今年の税制改正で小規模宅地の評価減などの措置法が改正され、
相続税の大増税時代が来ると言われていましたので
路線価の下落は、
ある意味、有効な相続税対策にもなったということでしょうか。
ただ、この路線価は1月1日時点の評価なので
今の不動産の価格を反映しているものではありません。
先日、不動産業の方とお話をしていて、
ある特定の不動産の動きが活発になってきたとおっしゃっていましたので、
現在の不動産価格は上がっているところもあるのかもしれませんね。
ふと、
路線価発表って、今日?7月1日?
あれっ?
例年だと8月1日だったはず?
調べてみますと
3年前から7月1日に発表されていました。
そういえば、去年もそうだったような・・・
変更した理由は、
インターネットの普及によりネット上での調査が容易になったうえに、
ペーパーレス化によるもののようです。
1月1日時点の価格なので、
早く発表されることはより実態に近い価格の把握になりますし、
何より、相続税の申告にあたって、路線価を早く把握できることは、
分割案や2次相続対策のプランなどにも助かりますね。