シャインマスカットから考える。
シャインマスカット、近年、フルーツのなかで、一番はまっているので、この時期は、とても楽しみ。いろいろな産地のものを試していますが、九州地方のシャインマスカットは、少し細長くさっぱりした味わい。山梨や長野のものは、まん丸で甘いし、皮も薄め。こんなに形状や味が変わってきているから、シャインマスカットって、多種多様になっているのかな・・・イチゴのように、産地ごとに名前がつけられるとわかりやすいかも。
そうそう、シャインマスカットの苗は、海外に流出して中国や韓国などの作付け面積は日本をしのぐ勢いらしい。確かにマレーシアのスーパーにも中国産だったか韓国産だったか、シャインマスカットはあった。日本のシャインマスカットも。でも日本産は、すごく高かった。先日アメリカの知人からイチゴの写真が送られてきた。味は酸っぱかったらしいけど。お寿司のように、日本的な多種多様なものが世界中に広がっているのかもしれないが、でもやっぱり日本の環境で育ったものが美味しいのかも。ただ、シャインマスカットのように日本で開発研究されたものが、ロイヤリティもなく世界中に広がっていくようなことがないよう日本政府も気を付けないといけない時期ではないかと思う。