税制改正大綱で気になるところ
年末に105ページにわたる大綱が出されて・・・
最初に気になったのは、
ふるさと納税が6月1日以降に
・総務大臣はが指定した都道府県等
・返礼品の返礼割合を3割以下とすること
・返礼品を地場産品とすること
つまり、国が指定した自治体のみにしか認められないってこと。
あと、
地方税のうち、事業税を減税し、
そのぶん国税として特別法人事業税(仮称)等を創設して
国が地方に再分配する仕組み
少子高齢化に伴い、地方自治の衰退などが問題になっていて
地方自治の独立性なども議論されてきているなか
ふるさと納税などでは、各自治体の頑張りや工夫も見られて
良かったのではないかと思っていたのですが・・・
今回の大綱では、国が地方自治を傘下におこうとしている
ことをすごく感じました。
地方自治が活性化するのは、
国が儲かっている自治体からお金を集めて
再分配することではないように思います。
地方自治が自ら工夫して独立していけるために、
まずは、国から規制緩和することじゃないかなと。
こういうやり方では、ますます地方間の格差が広がりそうな感じがします・・・・
日本の税制が後退したような気がして
悲しい気持ちになりました・・・