COACHとニッサン

昨日の夕刊から。

「COACH」の四半期決算(4-6月)が減収減益。
前年同期比、
売上▲1%(▲約740億円)、純利益▲32%
各国における売上高は、北米地区で▲6.1%、日本で▲10%

世界的な景気低迷による消費支出の減少による影響とのことだが・・・・

これは大変なことだ~という印象より、以外な感じを受けました。
百年に一度の大不況といわれ、
朝刊では売上や純利益が大幅に減少している企業のニュースばかり。
最近、少し底を打ったというニュースもあるが、
まだまだ、特に中小企業では先が見えない状況。

そんななか、アメリカの高級皮革のブランド、COACH。

日本の女性も大好きなブランド(私もとりあえず1つ持ってます・・・)
街や地下鉄でも、
新作と思われるデザインのCOACHバッグを持った若い女性をよく見ます。

売上が落ちた言っても、自動車や電機などの製造業と比べたら以外と減少幅が少ないような印象。
COACHのバッグ・・・庶民の私のイメージでは、あこがれであり贅沢品。
不況の影響をもろに受けそうだと思っていたのですが、やはり買う人がいるんだな~
大不況であっても、
COACHのデザインには「世界中の女性をとりこにしてしまう」
そんな魅力があるのでしょうか。

あとは、自動車業界のお話。

エコカーの販売で話題に上っているトヨタとホンダ。
いわゆる勝ち組なのかな~、ニッサンは厳しいのかな~
と、先日知人と会話していたばかりだったのですが・・・
以外や以外。
夕刊によると、ニッサンはあの中国で販売を伸ばしていると。
中国との合弁会社「東風日産乗用車」
1月~6月の売上前年同期比41%増。
好調の理由は・・・・

ニッサンは、トヨタやホンダに比べて
中国進出に出遅れたため、販売店網も少なかった。
しかし、ライバルの少ない中国の内陸部の市場開拓を行っていたため
不況の影響をあまり受けず、
さらに中国の減税対象車として中国の「中間層」に人気があるということ。
ちなみにトヨタとホンダは苦戦しているもよう。

「グローバリズム」
世の中について考えるときには、日本で起きていることだけなく
併せて世界で起きていることも意識しなければ、と改めて反省しました。
ついつい、日本、ひいては、三軒茶屋のニュースに心を奪われがちですが・・・・・(苦笑)

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