国税と地方税の税率

昨年9月から、
国税の地方法人税率がUPし、各自治体の地方税率がDownしたので
国税と地方税率の構成が変わりました。(納税者が負担する額はあまり変わらないのですが・・・)
しかし、想像していた以上に、
地方の税収分が、国の税収にシフトしているように感じます。

であれば、各自治体が直接集める税金が減り、
その減った分は、国に集められて、そして国を通して各自治体に再配分される、
国の力がさらに強くなっている感じでしょうか。

今回の選挙結果を見ても、与党が引き続きの采配ですし、
ますます、予算(税金配分)をめぐって、各自治体、国、中央政府との駆け引きが
強くなっているのかしらと想像してみたり。
なんだか、どうあるべき行政サービスというより、政治色がますます強くなる方向
に税制が動されているのかなという気がします。

以下、国税庁HPより

日本国憲法第30条
「国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。」

税金は、国を維持し、発展させていくために欠かせないものです。

https://www.nta.go.jp/taxes/kids/hatten/txt/14.txt