12月

今年も、残すところあと1月。
コロナに始まりコロナで終わりそうな1年です。
それでも、通常の業務はたんたんと進んでいますし、
これまでのように、相続のご相談や申告業務もあります。
コロナ禍であっても、
皆、確実に年を重ねていきながら
それぞれの日常が並走していることを感じます。

併せて、持続化給付金や家賃支援給付金の申請の
お手伝いをする度に感じることですが、
売上回復につながるような時期が、
会社様の体力が持つまでに、一刻も早く来るよう願うばかりです。

そんななか、持続化給付金の詐欺のニュースが
連日伝えられています。
給付金の目的を達成するために、スピーディーに簡単に
手続きできることを逆手にとって行われたのかもしれません。

ただ、こういう現象が全国で起きていることは、
その人個人の問題だけなく
日本全体で何か大きな問題を抱えている気がしてきています。

モリカケ、桜を見る会、議事録をつくらないなど
法律やモラルを無視しているように見える行為や
コロナに対する政治の迷走を連日
ニュースなどで見ていると、そういう気になるのかなとか。

もしくは、もっと前から、一億総中流の時代が終わり、
バブル崩壊後の政策による格差などからきているのかとか。

いろいろ考えますが・・・

いずれにしても、このようなモラルが伴う現象については、
教育がとても大事なもののひとつではないかということを感じます。
2018年度から道徳が教科書化されたりしていますが・・・
それでも、大事なのは、
子どもたちが小さい世界に留まるのではなく
多様な世界を経験できる機会が常にあることのように感じます。
今では、コロナ禍で子どもたちの学ぶ機会に制限がかかっているのは
非常にかわいそうな気がします。
将来的にも、大きな機会損失につながりそうな気もしています。
コロナがいつ落ち着くのかわかりませんが、
短い子ども時代、でも、人生の大事な基礎の時代を
たくさんの学びの中で、たくさんのことを感じ、過ごせる日が戻るように願うばかりです。

でも・・・
もしかしたら、それは、あくまで大人の視点に過ぎず、
子どもは子どもの視点で
これまで経験したことのないコロナ禍で
迷い戸惑いそれでも生活している大人の様子を見ながら、
インターネットやSNSを上手に使い、新しい価値観の学びをしているのかもしれません・・・