税制改正のコンセプト

税制改正大綱の内容については、
いろいろと驚かされました。
また新聞等でもどのような改正になるか、
その結果どのような税負担になるのか
報道されております。

そこで、改めて、
その根幹にある
鳩山政権の税に関する考え方を確認するために
大綱を見直しておりました。

見直しているうちに
来年以降の税制に影響しそうな内容、
グループ法人税の導入や
歳入庁の創設
(税と社会保険の一体化を目的として・・・でも年金や社会保険の組織ができたばかりなのですが・・)
罰則の強化
などなど
これまでのブログに書いていたこと以外にも
ついつい気になる内容がてんこ盛り・・・

いずれにしても、その改正の根幹を確認すると

◆現状の問題の把握
・人口減少と高齢化
・グローバル化の急速な進展
・国内での格差拡大
・資源制約
・環境問題

この問題を対処するために

◆税制改正の視点
・納税者の立場に立った「公平・透明・納得」の三原則
・「支え合い」のために必要な費用を分かち合うという視点
・税制改革と社会保障制度改革とを一体的にとらえて、その改革を推進
・グローバル化に対応できる税制
・地域主権を確立するための税制

確かに、今の日本の抱える問題を解決するための
税制改正の視点だと思いました。

ただ、これらの問題は随分前から言われており、
今更という気もしますし、
旧政権では既得権益優先、問題先送り、
鳩山政権で、改めて大きく舵取りされたということでしょうか。

税制は、国の状況を色濃く反映し、
国の進むべき方向性の指針だと思います。

税の専門家といわれる税理士も、
その税務サービスに携わるにあたり、
税制の理念や目的、その方向性を理解しサービス提供することが
いっそう必要になってくるんだと思います。

◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆
今日も味とめランチ。

私は、お刺身定食
ご一緒下さった方は、サンマの山河焼き定食
いずれも700円
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とっても美味しかったです。

ただ・・・
クリスマスイブをまったく感じないランチタイムでした(笑)

■当事務所の年末年始スケジュールですが、
年末は28日まで
年始は6日より始めさせて頂きたいと思っております。

ただ、ハイシーズンですので事務所内で作業を行う予定ですし、
メールやお電話ではいつでも対応させて頂きますので
お気軽にご連絡くださいませ。

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